Tuesday, July 26, 2016 5:45 PM

NY株続落、19ドル安 業績懸念で売り優勢

 26日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は米企業の業績懸念から続落し、前日比19.31ドル安の1万8473.75ドルで取引を終えた。一方、ハイテク株主体のナスダック総合指数は12.42ポイント高の5110.05だった。

 26日に発表した決算が減収減益だった通信大手ベライゾン・コミュニケーションズとファストフード大手マクドナルドが売り込まれ、ダウ平均を押し下げた。原油価格の下落に伴う投資家心理悪化もあり、ダウ平均の下げ幅は一時100ドルを超えた。

 ただ、取引終了後に発表されるIT大手アップルの決算や、翌日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとの思惑も強く、ダウ平均は徐々に前日の終値に近いところまで値を戻した。(共同)