Friday, August 04, 2017 11:33 AM

米の渡航禁止措置非難 北朝鮮「卑劣な策動」

 北朝鮮外務省の報道官は4日、米政府が米国人の北朝鮮への渡航禁止措置を決めたことについて「わが国の権威を失墜させ、発展するわが国の真の姿を見せまいとする卑劣な策動だ」と非難した。朝鮮中央通信が伝えた。

 報道官は、北朝鮮で拘束された米国人大学生が昏睡状態に陥り、解放後に死亡した問題を念頭に「敵対行為を行った一部の米国人に対しては法に基づき相応の処罰を加えてきた」とし、「罪を犯した外国人を放置する国はない」と強調した。

 また「世界で最も安定した社会制度を持つわが国で、外国人が身辺の危険を感じることはない」と主張。「われわれは善意をもってわが国を訪問する全ての米国人に常にドアを開いている」と述べた。(共同)