Tuesday, August 08, 2017 10:51 AM

ツイッター、止まらぬ夏 就任200日、人事停滞

 トランプ大統領は7日で就任から200日を迎えた。「働く休暇」と称してニュージャージー州のゴルフ施設で夏休み中のトランプ氏は朝から晩までツイッターを連発、メディアや野党議員の批判にエネルギーを注ぐ。支持率が30%台に低迷する一方、政府の各省庁の幹部人事は停滞したままで、休み明けの政権運営に影を落とす。

 「大損をしている落ち目のニューヨーク・タイムズ紙はあとどれくらい続くか?」。トランプ氏はこの日も気に入らないメディアを集中攻撃。ケリー大統領首席補佐官がトランプ氏のツイッターを抑えにかかるとの報道があったが、米メディア関係者からは「ケリー氏は早くも諦めた。誰も止められない」との見方が浮上する。

 7日朝のCNNテレビで米大統領選を巡るロシア疑惑の徹底捜査を訴えた民主党のブルーメンソル上院議員に対しても、トランプ氏はツイッターで猛攻。同議員がベトナム戦争に従軍したと虚偽の説明をして「有権者を欺いた」と非難、同議員が「あなたのいじめに効果はない」と反撃すると「ベトナムですてきな休暇を過ごせばいい」と皮肉った。(共同)