Tuesday, August 08, 2017 10:53 AM

枝野氏が立候補を正式表明 代表選、9条や原発で違い

 民進党の枝野幸男元官房長官は8日、国会内で記者会見し、9月1日投開票の党代表選に立候補する意向を正式に表明した。「勇気を持って先頭に立ち、議員生活24年の経験を生かさなければならない」と述べた。リベラル派が推している。

 枝野氏は憲法9条改正に強く反対し、蓮舫執行部が目指した「2030年代原発ゼロ」政策の目標年次前倒しを公約に掲げた。保守派の代表格である前原誠司元外相との違いを打ち出した。

 枝野氏は会見で「自民党に代わり得る政権の担い手は民進党以外あり得ない」と指摘。「政治の流れを反転させなければならない。自民党の暴走を止め、もう一度政権を預からせてもらうことが必要だ」と強調した。(共同)