Thursday, August 10, 2017 11:28 AM
稀勢が巡業合流、横綱で初 取組行わず、「まだまだ」
大相撲の夏巡業が10日、茨城県日立市で行われ、けがのために2場所連続休場中で巡業も休んでいた横綱稀勢の里が合流した。1月の横綱昇進後では初めての巡業参加で、ご当地茨城県のファンの温かい声援を浴び「しっかり務めることが一番」と自らに言い聞かせるように話した。
3月の春場所で左上腕付近を痛めて春巡業を全休。完治しないまま臨んだ5月の夏場所で途中休場すると、7月の名古屋場所では左足首も負傷して途中から休んだ。
10日の朝稽古では患部にテーピングを施さず、四股や腕立て伏せなどで約40分間、汗を流した。その後は横綱土俵入りを披露したが、取組は行わなかった。巡業参加を決めた理由を「体を動かせるようになったから」と説明し、状態については「まだまだ」と述べるにとどめた。(共同)
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