Thursday, August 10, 2017 1:09 PM

ケニア野党陣営が勝利主張 大統領選、衝突に懸念

 8日のケニア大統領選で劣勢が伝えられる野党陣営は10日に記者会見し、陣営が推すオディンガ元首相(72)の勝利を主張した。選挙管理委員会の内通者から、オディンガ氏が優勢との結果を入手したとしている。

 選管の中間発表では、現職ケニヤッタ大統領(55)がリード。11日にも当選結果が発表される見通しで、与野党の支持者による衝突激化が懸念される。

 オディンガ氏は9日の記者会見で「ハッカーが選管のシステムに侵入した」と述べ、ケニヤッタ陣営による集計結果の改ざんを主張。一方、選管は10日「ハッキングが試みられた形跡はあったが(改ざんに)成功していない」と明らかにした。(共同)