Thursday, August 10, 2017 1:09 PM

ミャンマー西部に軍部隊 治安対策強化へ派遣

 ミャンマー国軍は10日、イスラム教徒の少数民族ロヒンギャが多く住む西部ラカイン州に輸送機2機で部隊を派遣、輸送機は州都シットウェの空港に到着した。治安対策を強化するとみられる。

 州北部の主要都市マウンドー周辺では3日、ロヒンギャとみられる武装集団が村を襲撃し、仏教徒の村人7人が殺害される事件が発生した。

 地元の仏教徒ラカイン族の政党、アラカン民族党(ANP)の代表らが9日、首都ネピドーでミン・アウン・フライン国軍総司令官と面会、治安対策強化を訴えていた。(共同)