Friday, August 11, 2017 10:37 AM
JR東が英国で鉄道運営権 海外で初参画、12月から
JR東日本は10日、三井物産などと共同で英国の鉄道事業の運営権を獲得したと発表した。海外での鉄道の運営は初めてで、課題である海外事業の拡大に弾みをつけたい考えだ。約10年間で10億ポンド(約1400億円)を投資して新型車両を導入するなどし、サービスの向上を目指す。
運営権を獲得できたのは、日本の鉄道会社による定時運行の実績が英国の運輸省から評価された可能性がある。政府が推進するインフラ輸出が設備や技術にとどまらず、今回のように運営面などに広がれば、日本企業の海外進出が一段と加速しそうだ。
参画するのは路線延長約900キロの「ウェストミッドランズ」。12月から始め、期間は約10年の予定。ロンドンやバーミンガム近郊の通勤輸送や、ロンドンからリバプールを結ぶ長距離路線を担う。(共同)
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