Monday, August 14, 2017 11:52 AM

子ども向けスマホに照準 携帯各社、大人市場飽和

 携帯各社が子どもの利用を想定したスマートフォンの販売に力を入れている。大人向けのスマホ市場が飽和し、子ども需要に照準を定めている。ただ子どものスマホ依存が問題になっており、家庭でのルール作りが今後の課題となる。

 カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)傘下のトーンモバイル(東京)は8月、午後10時から午前6時までの夜間は自動的にロックされ、使えなくなるスマホを発売した。スマホの使いすぎを心配する保護者の声を反映させた。

 同社の石田宏樹社長は「(このスマホは)小学生向けを想定している」と明言し、保護者と子どもが動画を見る時間などを取り決めるよう呼び掛けている。(共同)