Monday, August 14, 2017 11:55 AM

ビッグベンの鐘、4年停止 大規模な改修工事で

 英議会は14日、ロンドンの観光名所として知られる国会議事堂の大時計(愛称ビッグベン)の大規模な改修工事に伴い、21日正午を最後に2021年までの約4年間、鐘を鳴らすのを停止すると発表した。作業の安全性を確保するためとしている。

 改修工事を今年初めから始めており、今後は時計の洗浄やガラスの修復といった作業に入る。ただ、大みそかや戦没者追悼の日などは特別に鳴らす予定という。

 ビッグベンは1859年に完成。15分おきに小さな鐘、1時間おきに大きな鐘をそれぞれ鳴らす。過去には1983〜85年の修繕工事や2007年の整備に伴い、鐘の音を一時的に止めたことがある。(共同)