Monday, August 14, 2017 11:56 AM

南アジアで130人超死亡 豪雨で洪水や土砂崩れ

 インド北部で13日、モンスーンに伴う豪雨が発生し、14日までに、土砂崩れや洪水などで少なくとも57人が死亡した。地元紙が伝えた。隣国ネパールでも南部を中心に豪雨被害が拡大、死者は同日までに66人に達し、両国とバングラデシュを合わせた豪雨の犠牲者は136人となった。

 インド紙タイムズ・オブ・インディアなどによると、北部ヒマチャルプラデシュ州では土砂崩れにバスが巻き込まれ、乗客ら少なくとも46人が死亡した。北部ウッタラカンド州や北東部アッサム州でも11人以上が死亡した。ネパールでは、まだ35人が行方不明という。

 インドやネパールの下流域にあるバングラデシュでも、14日までに洪水で少なくとも13人が死亡している。(共同)