Monday, August 14, 2017 11:58 AM

容疑者はヒトラー崇拝 米、白人集会衝突事件

 バージニア州シャーロッツビルで白人至上主義者に対抗する反対派に車が突入して死傷者が出た事件で、米メディアは13日、車を運転し、殺人容疑で拘束された白人のジェームズ・フィールズ容疑者(20)がナチス・ドイツの総統ヒトラーを崇拝しており、シャーロッツビルの極右集会に参加するためにオハイオ州から来ていたと伝えた。

 ワシントン・ポスト紙によると、同容疑者は高校時代から第2次大戦時のドイツの軍事力を研究。当時の教諭は「明らかにナチズムとヒトラーに引かれており、白人至上主義を信奉していた」と語った。

 事件は、極右勢力が開いた集会と反対派の衝突が警察に解散させられた後、反対派が集まっていた道路で発生した。フィールズ容疑者が意図的に群衆に突入したとみられている。(共同)