Monday, August 14, 2017 6:10 PM

FRB資産縮小「9月開始の可能性高い」 NY連銀総裁

 ニューヨーク連邦準備銀行のダドリー総裁は、米連邦準備制度理事会(FRB)が9月に資産規模縮小の開始を宣言する可能性が高いとの見方を示した。AP通信が14日、同総裁のインタビュー記事を配信した。

 FRBはリーマン・ショック後の景気下支え策として米国債などを買い入れたが、総裁は当時と比べ米国経済ははるかに健全だとして、FRBが保有する米国債の一部を売却するのが妥当だと指摘した。

 また総裁は、米国経済が堅調に推移すれば、年内3回目の利上げを実施すべきだ、と語った。市場では3回目の利上げは12月との予想が多い。(共同)