Monday, August 14, 2017 6:10 PM

トランプ大統領、白人主義を非難 発生3日目、批判に押され

 バージニア州で白人至上主義を掲げる団体と反対派が衝突した事件で、トランプ大統領は14日、ホワイトハウスで声明を読み上げ、現場で集会を開いていた白人至上主義の秘密結社クー・クラックス・クラン(KKK)やネオナチを名指しで非難した。これまで直接の非難を避けたことへの批判に押され、発生3日目にようやく明言した。

 ただ、これまでのトランプ氏の姿勢は人種差別を容認しているとの印象を与え、政権のイメージは一段と悪化した。

 トランプ氏は「人種差別は悪で、その名の下に暴力を起こす者は犯罪者だ」と述べ、その中にはKKKなどの集団が含まれると言及。こうした集団は米国の価値観に反し「不快だ」と述べた。(共同)