Tuesday, August 15, 2017 10:52 AM

トランプタワーで夏休み 就任後初、抗議が出迎え

 トランプ大統領は14日、かつて住んでいたニューヨークのトランプタワーに1月の大統領就任後初めて戻った。タワーで2泊し、16日にニュージャージー州のゴルフ施設に移る見通し。今月4日から自称「働く休暇」に入っており、20日まで夏休みを続ける。

 ニューヨーク出身のトランプ氏にとって約半年ぶりの地元への「凱旋」だが、タワー周辺には「ノー・トランプ ノー・ファシスト」などと書かれたプラカードを持って抗議する大勢の市民が集結。ニューヨーク市警は厳戒態勢を敷いた。

 マンハッタンの中心街にあるタワー周辺は交通が規制され、市民生活に影響。市警は昨年11月から今年1月の政権移行期にタワーに住んでいたトランプ氏を警備するため、1日30万8千ドル(約3400万円)を投じたと明らかにしている。今回は抗議活動のため警備費が政権移行期より膨らむとの見方がある。(共同)