Tuesday, August 15, 2017 10:54 AM

山中、具志堅に届かず 4回TKO負け、王座陥落

 世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級王者の山中慎介(34)=帝拳=が15日、京都市の島津アリーナ京都で行われた同級タイトルマッチで、挑戦者ルイス・ネリ(22)=メキシコ=に4回2分29秒、TKOで敗れ、具志堅用高の持つ世界王座13連続防衛の日本記録に並ぶことはできなかった。

 山中は序盤から挑戦者にペースを握られた。4回に連打を浴びたところで、セコンドがタオルを入れ、2011年11月に獲得した同級王座から陥落した。

 滋賀県出身の山中は06年1月にプロデビュー。「神の左」と呼ばれる強烈な左ストレートを武器に勝利を積み重ね、ことし3月に12度目の防衛に成功していた。(共同)