Tuesday, August 15, 2017 10:56 AM

不法移民政策で加州も提訴 米政権に、シカゴに続き

 トランプ政権が不法移民に寛容な政策を取る「聖域都市」を狙い、移民対策の政権方針に従わなければ治安対策の補助金を停止するとした措置は憲法違反だとして、カリフォルニア州とサンフランシスコ市が14日までに、セッションズ司法長官に差し止めを求める訴えを起こした。州担当者が同日明らかにした。

 イリノイ州シカゴ市が7日に同様の訴えを起こしており、聖域都市を巡る訴訟がさらに広がった。

 司法省は7月末、連邦政府の移民対策担当者が尋問のため地方の刑務所に自由に出入りできることなどを補助金交付の条件とすると発表した。(共同)