Wednesday, August 16, 2017 1:31 PM

北朝鮮への技術流出を調査 ウクライナ大統領が指示

 ウクライナのポロシェンコ大統領は16日、北朝鮮が7月に発射した大陸間弾道ミサイル(ICBM)などで使われたエンジン技術がウクライナから流出したとの指摘が出ていることについて、政府の関連機関に対し、3日以内に調査して結果を報告するよう指示した。自身のフェイスブックで明らかにした。

 英シンクタンク国際戦略研究所(IISS)のミサイル専門家は14日、ウクライナ東部ドニプロにある企業「ユジマシ」の工場で生産された液体燃料エンジン「RD250」を北朝鮮が最近2年以内に闇市場を通じて入手し、ミサイル発射技術を飛躍的に向上させたとの分析を発表した。(共同)