Wednesday, August 16, 2017 5:47 PM

国連事務総長、外交解決訴え 6カ国協議「支援の用意」

 国連のグテレス事務総長は16日、米国と北朝鮮の間で威嚇の応酬により情勢が緊迫していることについて、外交努力を通じた「政治的解決」を目指すべきだと訴え、関係国の緊張緩和に向けた行動を求めた。ニューヨークの国連本部で記者団に語った。

 事務総長はこれに先立つ15日、北朝鮮の核問題を巡る6カ国協議の参加国の国連大使らに、国連として対話を支援する用意があると伝えたことを明らかにした。

 北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射を巡り激化した米朝間の非難の応酬について、グテレス氏本人が直接見解を示したのは初めて。(共同)