Thursday, August 17, 2017 5:49 PM

FRB資産縮小時期「債務上限問題も考慮」 ミネアポリス連銀総裁

 ミネアポリス連邦準備銀行のカシュカリ総裁は17日、米連邦準備理事会(FRB)が保有資産を縮小し始める時期を決める上で、米政府の債務上限引き上げを巡る問題も考慮すると述べた。ミネソタ州イーダイナのロータリークラブで話した。ロイター通信が伝えた。

 カシュカリ総裁は「債務上限を巡る議会での議論も注視するだろう」と述べた。「この進展について注意したいところだ」とした。

 7月の連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨は、FRBが4兆2000億ドル規模の資産を縮小し始める時期を9月19-20日の次回会合で発表するとの見方を後押しする内容だった。(共同)