Friday, August 18, 2017 10:48 AM

メダル記念の自販機設置 五輪選手強化で郵便局に

 日本オリンピック委員会(JOC)は18日、売り上げの一部が選手強化費などになる「JOCオリンピック支援自販機」の企画の一環で、リオデジャネイロ五輪のメダリストの出身地や練習拠点の郵便局に、金、銀、銅の色を配した「メダリストメモリアル機」を設置すると発表した。

 支援自販機は飲料1本当たり5〜10円が寄付金となり、JOCが実績等を考慮して競技団体に配分する仕組み。昨年からスポーツ施設などに設置が進んでいる。今回の新企画では当初から協力する日本コカ・コーラに加えて日本郵便が連携し、全国60カ所に70台の特別機が8月下旬から設置される。

 東京都内で開かれた除幕セレモニーに出席した競泳男子の五輪金メダリスト、北島康介氏は「とてもユニークで画期的な自動販売機。選手を支え、日本全体をぐっと盛り上げるきっかけになってほしい」と期待した。レスリング女子の吉田沙保里選手(至学館大職)と登坂絵莉選手(東新住建)もセレモニーに参加した。(共同)