Friday, August 18, 2017 10:55 AM
日米、北朝鮮非核化へ圧力 自衛隊の防衛能力強化
日米両政府はワシントンで17日開いた外務・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会（2プラス2）で、北朝鮮の非核化と弾道ミサイル開発阻止に向け圧力をさらに強めることで一致した。北朝鮮の脅威増大を踏まえて自衛隊の役割を拡大し、防衛能力を強化する方針で合意。米国による「核の傘」提供も確認した。マティス国防長官は共同記者会見で「北朝鮮が日本にミサイルを発射した場合、すぐに迎撃するための特別な行動を取る」と明言した。
日米4閣僚はこうした内容の共同文書を発表。北朝鮮が米領グアム周辺への弾道ミサイル発射計画を公表するなど挑発を強める中、同盟強化で共同対処する姿勢を打ち出した。2プラス2はトランプ政権発足後初めて。
安倍晋三首相は18日午後、米軍制服組トップのダンフォード統合参謀本部議長と官邸で会談。北朝鮮情勢を巡り、日米両国が一層連携を強化する方針を確認した。ダンフォード氏は「自衛隊と米軍の関係は極めて強固だ」と表明した。（共同）
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