Friday, August 18, 2017 5:45 PM

3度目のテロ遭遇 バルセロナ旅行中の豪女性

 スペイン北東部バルセロナのテロで、現場に居合わせて九死に一生を得た人の中に、6月にロンドンとパリで起きたテロでも現場近くにいたオーストラリアからの旅行者がいた。3カ月の欧州旅行中だといい、1回の旅で3度テロに遭遇したことになる。本人が語った内容としてオーストラリアのメディアなどが報じた。

 メルボルン出身の女性ジュリア・モナコさん(26)は、17日のバルセロナのテロの際、現場のランブラス通りにある店で買い物中だった。そのまま店内で床に伏せて難を逃れたが、外で大勢の人が叫びながら逃げているのが見えたという。

 モナコさんは6月3日にロンドン中心部のロンドン橋で車と刃物を使ったテロが起きた際には、付近を走る地下鉄に乗車中で、緊急停止した車両に閉じ込められた。その3日後、パリ中心部のノートルダム寺院前で警官が襲われたテロの際も近くにいたという。(共同)