Monday, August 21, 2017 6:04 PM

米露がウクライナ情勢協議 停戦合意順守で一致

 ロシアのスルコフ大統領補佐官は21日、米国でウクライナ情勢に関する外交交渉を担当するボルカー特別代表とベラルーシの首都ミンスクで会談した。ロシア通信が報じた。ボルカー氏がロシア側と直接協議したのは初めて。

 スルコフ氏によると、両者は会談で、ウクライナ東部で続く親ロシア派武装組織とウクライナ政府による紛争の停戦を定めたミンスク合意の順守で一致。停戦の完全な実現に向けた新たな提案をそれぞれ行ったという。

 ボルカー氏はウクライナ紛争の情勢安定化に向けた協議を本格化させるため、7月7日にティラーソン米国務長官から特別代表に任命された。(共同)