Monday, August 21, 2017 6:05 PM
警護隊の予算大幅不足 トランプ氏別荘移動で
USAトゥデー電子版は21日、トランプ大統領の警備を担当する大統領警護隊(シークレットサービス)が費用急増により予算が大幅に不足し、隊員らの給与や残業代も支払えない状態に陥っていると伝えた。警護隊のアレス長官が同紙に明らかにした。
トランプ氏が毎週のようにフロリダ州の別荘やニュージャージー州のゴルフ施設に移動するため、警備費用がかさんでいることが原因。フロリダ州の別荘訪問には毎回、推定300万ドル(約3億3000万円)以上要するという。
トランプ氏の家族を含め警護対象の人数が多いことも負担増の要因となっている。大統領補佐官の長女イバンカさんとクシュナー大統領上級顧問の夫妻による休暇旅行や、トランプ氏が事業を任せた2人の息子の出張にも多数の隊員が随行。警護対象はオバマ前大統領時代の31人から、トランプ政権で42人に増えた。(共同)
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