Tuesday, August 22, 2017 10:44 AM
空港保安検査スピード化へ 全日空、羽田から順次
全日空が空港の国内線保安検査場の混雑を緩和しようと、検査方法の変更を検討していることが22日、分かった。旅客が搭乗券の有効性を確認する機器を通過してから、検査を終えるまでの作業を同一の列の中で進めてきたが、機器を通過後に、地上係員がすいている列に振り分けることなどでスピードアップを図りたい考えだ。
2020年東京五輪・パラリンピックを控え、空港の利便性向上とともに、検査の強化が求められており、旅客のすり抜けを防ぐ目的もある。年内にも羽田で導入し、大阪、福岡など他の7空港でも来年3月までの切り替えを目指す。
現行の保安検査では、旅客はまず機器に搭乗券をかざし、有効性が確認されると発行される保安検査証を警備員に示し、そのまま前に進んで手荷物検査などに移る。ただ、旅客による搭乗券の確認作業に時間がかかることも多かった。(共同)
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