Tuesday, August 22, 2017 10:45 AM

五輪、大リーグ参加なら交渉余地 野球の大会方式問題

 20年東京五輪の追加種目、野球の大会方式で世界野球ソフトボール連盟(WBSC)と大会組織委員会が合意できていない問題で、組織委の室伏広治スポーツ局長は22日、WBSCに対し、大リーグのトップ選手参加を最優先の課題とするよう申し入れたと明らかにした。その上で「参加の道が開けるなら、大会方式については再度一緒に考えたい」と交渉に応じる余地があると伝えたと述べた。

 野球の1次リーグを巡っては、経費の増大を懸念する組織委は1次リーグを3チームずつ2組に分けて計6試合に抑える方式で既にIOCと合意しているが、WBSCは総当たり戦で計15試合の実施を求めている。(共同)