Tuesday, August 22, 2017 10:46 AM
賃貸住宅、ネットで入札 北米、家賃高騰の懸念も
賃貸住宅の家賃を借り手による入札で決めるサイトが米国やカナダで登場し、話題を集めている。サイト上で貸し手は家賃の希望額を提示。物件の魅力に応じて入札額は貸し手の希望を上回ったり下回ったりする。需給を家賃に反映させる試みだが、借り手の競争をあおって家賃の高騰を招くという懸念も出ている。
米国で先駆けとなったのは、今年4月に本格的にサービスを始めた「レントベリー」。同社によると、全米の計10万件超の物件を扱い、利用者は約8万人に上るという。
借り手は自らの支払い能力を示す情報を登録。住みたい地域を入力すると地図上に物件写真や貸し手の家賃希望額が表示される。借り手は払ってもいいと考える家賃額を示して入札に参加する。(共同)
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