Tuesday, August 22, 2017 10:47 AM

米韓FTA再交渉合意せず 特別会合、対立鮮明に

 米韓両政府は22日、自由貿易協定(FTA)の扱いを話し合う初の特別会合をソウルで開催した。米国は協定を見直す再交渉を求めたが、韓国が拒否し、合意に至らないまま終了した。韓国政府が発表した。協定を巡る米韓の対立が鮮明になった。

 会合終了後に会見した韓国産業通商資源省の金鉉宗・通商交渉本部長(閣僚級)は「米国の一方的な協定改定提案に(韓国は)同意しなかった。協定の効果に対する共同の調査や分析、評価が必ず先に行われなければならないと明確に伝えた」と述べた。

 金氏は、現行協定の枠内での会合には今後も応じると表明したが、次回日時は決まらなかった。(共同)