Wednesday, August 23, 2017 11:05 AM

ロサンゼルスもトランプ政権提訴 「聖域都市」政策巡り

 ロサンゼルスは22日、トランプ政権が不法移民に寛容な政策を取る「聖域都市」を狙い、移民に厳しい政権の方針に従わなければ治安対策の補助金を停止するとした措置が憲法違反に当たるとして、カリフォルニア州などがセッションズ司法長官を相手取って差し止めを求めた訴訟に加わったと発表した。

 ロサンゼルス市関係者は声明で「トランプ政権による違法な押し付けをやめさせるために提訴を決めた」とした。同様の訴訟はイリノイ州シカゴ市も起こしている。

 司法省は7月末、連邦政府の移民対策担当者が尋問のため地方当局の刑務所に自由に出入りできることなどを補助金交付の条件とすると発表した。(共同)