Friday, August 25, 2017 11:23 AM

米国との対決姿勢強調 北朝鮮、演習で連日非難

 北朝鮮は25日、故金正日総書記が軍重視の政治指導を開始したとされる記念日「先軍節」を迎え、国営メディアを通じ米国との対決姿勢を改めて強調した。金正恩朝鮮労働党委員長はグアム沖へのミサイル発射計画を当面見送る考えを示唆したが、韓国と合同指揮所演習を始めた米国への非難や威嚇は連日続いており、今後の出方は予断を許さない。

 「朝鮮半島情勢が一触即発の境地に陥っているにもかかわらず、米国は演習を強行している」

 朝鮮中央通信は25日、演習などを非難するシンクタンクの論評を配信。「米国が無謀な賭けに執着すれば、悲惨な結果に直面するだろう」と警告した。(共同)