Monday, August 28, 2017 12:47 PM

テニス伊達が現役引退 46歳、再挑戦にピリオド

 女子テニスの元世界ランキング4位で46歳の伊達公子(エステティックTBC)が28日、自身のブログで現役引退を発表した。9月11日に開幕するジャパン女子オープン(東京有明テニスの森公園)が最後の大会出場となる。近年はけがに悩まされ、「伊達公子、再チャレンジにピリオドを打つ決断をいたしました」と記した。マネジメント事務所によると、9月7日に記者会見する。

 世界トップクラスだった1996年に一度、一線を退いて2008年4月に現役復帰した。09年には13年ぶりにツアー優勝を果たしたが、昨年1月の全豪オープン予選に出場後、2月と4月に左膝の手術を受けた。

 ことし5月には約1年4カ月ぶりにツアー下部大会で公式戦に復帰したものの、肩の痛みで8月の全米オープン予選を回避した。ブログでは「勝負よりも自分の体と向き合うことで精いっぱい」と現状を明かした上で「区切りをつけなければならない時があるのならば、それが今ではないかと思った」と説明した。(共同)