Monday, August 28, 2017 12:48 PM

国連総長、追放幹部を信頼 グアテマラ独立調査機関

 グアテマラのモラレス大統領が、国連との合意に基づき設置された独立調査機関の幹部の国外追放を発表したことについて、グテレス国連事務総長は27日、報道官を通じ、同幹部に全幅の信頼を置いており「追放を知って衝撃を受けた」とする声明を出した。

 「好ましからざる人物」として追放が発表されたのは「グアテマラ無処罰問題対策国際委員会」の委員長でコロンビア人のベラスケス氏。

 国連のドゥジャリク事務総長報道官は、同委員会はベラスケス氏の下でグアテマラの司法機関を強化するのに「決定的な貢献をしてきた」と強調。事務総長は、敬意をもってベラスケス氏を扱うよう求めているとした。(共同)