Tuesday, August 29, 2017 11:28 AM

12道県にミサイル発射情報 Jアラート、不具合も

 政府は29日、北朝鮮の弾道ミサイル発射を受け、全国瞬時警報システム(Jアラート)を使って北海道など12道県にミサイル発射と日本上空の通過を伝えた。総務省消防庁によると、少なくとも7道県の16市町村で防災行政無線から音声が流れないといったトラブルが発生。機器の設定ミスなどが原因とみられ、詳しく調べている。

 ミサイル発射でJアラートが作動したのは、北朝鮮のミサイルが沖縄県上空を通過した2012年と16年に続いて3回目。

 政府は今回、発射から約4分後の午前6時2分にJアラートで「北朝鮮からミサイルが発射されたもよう。頑丈な建物や地下に避難してください」と発信。6時14分には「先ほど、この地域の上空をミサイルが通過したもよう」と伝えた。(共同)