Tuesday, August 29, 2017 5:49 PM

米、「中距離」と分析 北朝鮮弾道ミサイル

 米国防総省は29日、北朝鮮が日本時間29日に発射したのは中距離弾道ミサイル1発だったとの初期分析を発表した。ABCテレビは、米軍が「KN17」と呼ぶ新型の「火星12」(最大射程5000キロ)だったとの見方を報じた。

 ABCによると、国防総省当局者はミサイルが飛行の最終段階で複数に分かれたとし、詳細な分析を進めていると述べた。今回の発射は大気圏再突入技術の実験ではなかったとの見解を示した。

 当局者は、北朝鮮で新たなミサイル発射の兆候を示す動きは確認されていないことも明らかにした。(共同)