Wednesday, August 30, 2017 10:31 AM
売買価格の事前協議音声か 森友学園と財務省側
学校法人「森友学園」に大阪府豊中市の国有地が約8億円値引きされて売却された問題を調べる民進党チームは30日、財務省近畿財務局の担当者と学園側が売買契約を結ぶ前の昨年5月、価格の協議をしていたとうかがわせる音声データを入手したと明らかにした。
先立つ昨年3月に財務局側が学園側に、買い取り可能な金額を尋ねていた疑いがあることが既に関係者への取材で判明。財務省の前理財局長の佐川宣寿国税庁長官は今年5月に国会で「あらかじめ価格について申し上げることはない」と答弁しているが、チームは「答弁は虚偽の可能性がある」と追及を強める考え。
音声データなどによると、交渉があったのは昨年5月18日で、場所は学園運営の幼稚園。大阪府の補助金の詐取容疑などで大阪地検特捜部に再逮捕された前理事長の籠池泰典容疑者(64)と妻諄子容疑者(60)が出席したとされる。(共同)
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