Wednesday, August 30, 2017 10:33 AM

トヨタ、配車大手と連携 東南アジア、保険提供も

 トヨタ自動車は30日、シンガポールに本社を置く配車サービス大手「グラブ」と連携すると発表した。車両のデータを収集し、車のメンテナンスや保険分野での新たなサービス提供を検討する。

 グラブは、東南アジアの7カ国で自家用車を使って有料で客を運ぶ「ライドシェア(相乗り)」のサービスを展開している。これに使う車両100台に通信機器を搭載し、車の状態やブレーキのかけ方など運転特性のデータを分析する。

 メンテナンスを促したり、安全運転であれば自動車保険の保険料を安くしたりする新サービスを目指す。あいおいニッセイ同和損害保険なども加わり、トヨタグループの豊田通商はグラブに出資した。出資額は非公表。(共同)