Thursday, August 31, 2017 5:50 PM

「姉妹古戦場」協定に調印 関ケ原とワーテルロー

 岐阜県の古田肇知事と関ケ原町の西脇康世町長らは8月31日、英軍などが1815年にフランスのナポレオン軍を破ったベルギー中部の古戦場ワーテルローを訪れ、天下分け目の合戦の地、関ケ原との「姉妹古戦場」協定を締結した。交流の拡大や観光客の増加につなげたい考えだ。

 古田知事は「ワーテルローの戦い200年(2015年)のイベントに感銘を受けた。その努力を参考に、関ケ原の合戦から420年となる2020年に大きな取り組みをしたい」と話した。

 姉妹協定は、ワーテルロー周辺の複数自治体で作る古戦場管理団体の代表と西脇町長が署名。関ケ原町は昨年、ワーテルローと米南北戦争の激戦地ゲティズバーグの関係者を招いて「世界古戦場サミット」を開くなど、古戦場交流を活発化させている。(共同)