Friday, September 01, 2017 11:16 AM

ロヒンギャ3万8000人避難 バングラに脱出、国連推定

 ミャンマー西部ラカイン州でのイスラム教徒少数民族ロヒンギャの武装集団と治安当局による衝突で、ロイター通信は1日、隣国バングラデシュに避難したロヒンギャは、8月31日までに約3万8000人と推定されると伝えた。バングラデシュ南東部で活動する国連筋の情報としている。

 バングラデシュ治安当局によると、両国国境付近の川では1日、少なくとも16人のロヒンギャの遺体が確認された。8月30日にロヒンギャを乗せた船が沈没しており、その犠牲者が含まれている可能性がある。うち4人の犠牲者は銃撃を受けていたとの情報もある。(共同)