Friday, September 01, 2017 1:15 PM

柔道、新井千鶴が初優勝 世界選手権女子70キロ級

 柔道の世界選手権第5日は1日、ブダペストで男女計3階級が行われ、女子70キロ級は新井千鶴(三井住友海上)が初優勝した。準決勝でリオデジャネイロ五輪銀メダルのジュリ・アルベアル(コロンビア)、決勝はマリア・ペレス(プエルトリコ)を破った。同級を日本選手が制するのは2003年の上野雅恵以来。

 女子78キロ級では2連覇を狙う梅木真美(ALSOK)が1回戦から3試合を一本勝ちし、準決勝はマリンド・フェルケルク(オランダ)に優勢勝ちして決勝に進んだ。佐藤瑠香(コマツ)は初めて進んだ準決勝でマイラ・アギアル(ブラジル)に敗れて3位決定戦に回った。

 男子90キロ級に日本選手は派遣されていない。日本勢は第3日までの男女6階級で5階級を制覇。全階級で計8個のメダルを獲得していたが、第4日で連続メダルが途切れていた。(共同)