Tuesday, September 05, 2017 5:52 PM

NY株急落、234ドル安 北朝鮮情勢の緊迫化懸念

 連休明け5日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は急落し、前週末比234.25ドル安の2万1753.31ドルで取引を終えた。下落は5営業日ぶり。北朝鮮情勢の緊迫化への懸念が強まり、当面の利益を確定させるための売り注文などが膨らんだ。

 下落幅はスペイン・テロやトランプ大統領の政権運営に対する不安拡大で270ドル超下げた8月17日以来の大きさとなった。

 北朝鮮が核実験を実施した上、大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射する可能性もあると伝わったことで、投資家がリスクを避ける姿勢を強め、下げ幅は一時277ドルに達した。(共同)