Thursday, September 07, 2017 1:09 PM

ロシア、演習の脅威論を否定 NATO側に

 ロシア軍のゲラシモフ参謀総長は7日、北大西洋条約機構(NATO)軍事委員会のパベル議長とアゼルバイジャンの首都バクーで会談した。ロシアとベラルーシが14〜20日に行う合同軍事演習「ザパド(西方)2017」について「第三国に向けたものではない」と述べ、脅威論の打ち消しを図った。ロシア国防省が発表した。

 他国への侵攻を準備したり、兵器をベラルーシに移動したりするのが目的ではないかとの臆測がNATO側に生じていた。両者は欧州や中東の安全保障の問題について意見交換。接触を続けていくことで合意した。(共同)