Friday, September 08, 2017 3:21 PM

消費者行動調査の重要性強調 フィラデルフィア連銀総裁

 フィラデルフィア連邦準備銀行のハーカー総裁は8日、消費者金融研究所の設立式典のあいさつで、「消費者行動をより良く理解することが、米国経済全体の理解につながる」と述べ、消費者行動調査の重要性を強調した。金融政策には触れなかった。

 研究所では、学者や金融業界関係者、規制当局、消費者団体などが協力し、消費者行動に関する見方を共有する。また、さまざまな決済手段が生まれる中で、決済手段の変化が消費者行動にどう影響を及ぼすのかも調べる。これらの調査結果を連邦準備制度理事会(FRB)の政策決定にも生かす。(共同)