Friday, September 08, 2017 5:59 PM

対北朝鮮、話し合い解決を NATO事務総長

 北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は英紙ガーディアンのインタビューで、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮への対応について「政治的に話し合いで解決する努力を支持する」と述べ、武力行使に否定的な見方を示した。同紙電子版が8日伝えた。

 トランプ大統領は武力行使も辞さない姿勢を見せているが、ストルテンベルグ氏は「今は政治的な解決法を見つけることができる状況をどのように作っていくかが重要だ」と強調した。

 ストルテンベルグ氏は北朝鮮への対応を協議するため10月に訪日する予定。インタビューで「日本や韓国には自衛する権利、北朝鮮の攻撃的な行動に対して反応する権利がある」と述べ、連帯の姿勢を示した。(共同)