Friday, September 08, 2017 6:00 PM

メキシコ、余震警戒 死者37人、捜索活動続く

 メキシコ南部沖で7日夜(日本時間8日午後)起きたマグニチュード(M)8.1の地震で、震源地に近い南部チアパス、オアハカ両州などでは8日、被災者らへの救援活動が続いた。現地ではM4.0以上の余震が続いており、当局は「強い余震が起きる可能性がある」と警戒、住民に避難や注意を呼び掛けている。

 ロイター通信などによると、死者はメキシコで36人、隣国グアテマラで1人の少なくとも計37人。負傷者はメキシコのチアパス、オアハカ両州で計約370人に上った。

 地元メディアによると、メキシコのペニャニエト大統領は8日、チアパス州を訪れ被災状況を視察予定。ペニャニエト氏は、オアハカ州にあるメキシコ石油公社(ペメックス)の製油所の運転を安全のため一時停止したと述べた。(共同)