Monday, September 11, 2017 11:13 AM

オスプレイ大破は操縦ミス 米報告書、飛行継続が困難

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)所属の新型輸送機オスプレイが昨年12月、夜間の空中給油訓練中に同県名護市沿岸部で不時着、大破した事故に関し、米政府は、オスプレイのパイロットの操縦ミスだったとする最終報告書をまとめた。日本政府が11日発表した。

 パイロットがエンジン出力を上げすぎ、右のプロペラが空中給油機の給油ホースに接触。機体の大きな振動などで「安全な飛行を継続することが困難」と認識し、機体を制御して意図的に不時着させたとしている。

 小野寺五典防衛相は最終報告書を踏まえ「沖縄を含め不安の声があるのは事実。安全な運航を心掛けてほしい」と述べた。(共同)