Monday, September 11, 2017 7:20 PM

ウクライナへのPKO提案 独首相にロシア大統領

 ロシアのプーチン大統領は11日、ドイツのメルケル首相と電話会談し、ウクライナ東部で続く親ロシア派武装勢力とウクライナ政府軍の紛争について協議した。プーチン氏は、欧州安保協力機構(OSCE)の停戦監視活動を警護するための国連平和維持活動(PKO)部隊を紛争地帯などに派遣することを提案した。

 インタファクス通信によると、ドイツ政府のザイベルト報道官は11日、メルケル氏はこのプーチン氏の提案を歓迎したと表明した。

 ウクライナのグロイスマン首相も同日「PKO部隊の派遣は、平和確立に重要な一歩になる」と自身のツイッターに書き込んだ。同国のポロシェンコ大統領が今月の国連総会で、ウクライナ東部へのPKO部隊派遣を提起する予定という。(共同)