Monday, September 11, 2017 7:25 PM

650万世帯が停電 ハリケーン直撃のフロリダ州

 大型ハリケーン「イルマ」が直撃したフロリダ州の当局者は11日、650万世帯が停電となったと明らかにした。州人口の3分の2が影響を受けた可能性があり、一部は今後数週間にわたって電気なしの生活を強いられる恐れがある。

 ハリケーンセンターによると、イルマは11日、勢力が弱まり熱帯低気圧に変わったが、ホワイトハウスで記者会見したボサート大統領補佐官は、甚大な被害を受けた州沿岸部の住民が帰還するまでには時間を要するとの見方を示した。

 ロイター通信によると、イルマの勢力が強かった段階で通過したカリブ海の島々などでは39人が死亡。フロリダ州でも1人の死亡が確認された。(共同)