Tuesday, September 12, 2017 1:17 PM

米に最大限の苦痛与える 安保理決議拒否と北朝鮮

 ジュネーブ軍縮会議の全体会合が12日開かれ、北朝鮮の韓大成駐ジュネーブ国際機関代表部大使が演説で、国連安全保障理事会が採択した新たな北朝鮮制裁決議は「違法で不法だ」と述べ、拒否すると言明した。最終的な手段により「米国にかつてない、最大限の苦痛を与える用意がある」と述べ、米国を強くけん制した。

 これに対し、ウッド米軍縮大使は、国際社会は北朝鮮の挑発行為にうんざりし、繰り返さないよう要求するメッセージを出したと強調。「北朝鮮の政権がこのメッセージに耳を傾け、別の道を行くことを望む」とした。

 韓氏はまた「米国が既に完成段階にある北朝鮮の核戦力開発をひっくり返そうと躍起になっている」と非難した。(共同)