Tuesday, September 12, 2017 1:18 PM

神戸で抗争、組関係者射殺 任侠山口組代表狙ったか

 12日午前10時ごろ、神戸市長田区五番町3丁目の路上で、指定暴力団神戸山口組から離脱した新組織「任侠山口組」の関係者で住所、職業不詳の楠本勇浩さん(44)が男に拳銃で頭部を撃たれた。楠本さんは頭から血を流して倒れており、病院に運ばれたが、約1時間15分後に死亡が確認された。

 兵庫県警によると、楠本さんは任侠山口組の織田絆誠代表(50)の警備役とみられる。近くには織田代表の自宅があり、楠本さんは車3台のうちの1台に乗って移動中。代表も車列にいた可能性があり、犯人は代表を襲撃しようとした疑いがある。

 県警は、神戸山口組と任侠山口組の抗争とみて、長田署に約90人態勢の捜査本部を設置。犯人は複数とみられ、拳銃を発砲した40〜50歳ぐらいの男らグループの行方を追っている。(共同)